貧乏人のデジタル日記

きちきちドリモグ~パート従業員の人生逆襲ブログ~

「元エンジニア・プログラマー」「現パート従業員」「子育て真っ最中の父親」の視点から、IT技術や子育てについて情報発信します。ITについては冷静客観的な記事を心がけていますが、子育てについては心の声が漏れてしまっています。

SDカードの選び方★コスパ最強サンディスク格安高速SDカード/マイクロSDカード

SDカード、マイクロSDカードは数年前に比べ、容量単価が格段に下がっています。容量は主に、16GB、32GB、64GB、128GBのものが主流ですが、容量単価と実売価格のバランスから64GBの商品をおすすめします。高速規格であるUHS-Iに対応し、コスパの良いサンディスクのSDカード3製品、マイクロSDカード2製品を紹介します。

SDカード、マイクロSDカードの選び方

使用機器の対応容量をチェック

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SDカードとマイクロSDカードは容量によって、「SD」「SDHC」「SDXC」の規格が存在します。各規格の最大容量は以下になります。

SD・・・128MBから2GB、

SDHC・・・4GBから32GB

SDXC・・・64GBから2TB

例えば、自分のデジカメがSDHC対応であれば32GBが上限の容量になります。また、SDは使用機器がSD、SDHC、SDXCに対応していれば使用できます。SDHCは機器がSDHC、SDXCに対応している必要があります。SDXCはSDXCに対応している機器でのみ使用可能です。

 

記憶容量で選ぶ

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使用したい機器でどれくらいの容量が必要なのかが最も大切なファクターです。また、SDカードに表示されている容量よりは実際に使用できる容量は小さくなるので注意が必要です。おおよそ表示値の95%から97%になるようです。理由はメーカーによって異なるようですが、主なものは以下の2点です。

・製品仕様では1キロバイト=1000バイトで計算しますが、コンピュータ上では1キロバイト=1024バイトで計算

・使用不可能領域にSDカードの資料やデータを保存している

 

最大転送速度で選ぶ

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メーカーが測定した転送速度です。SDカード本体の表示値は読み込み値と考えて下さい。書き込み値はさらに遅くなります。あくまで表示は最高値なので参考までに捉えて下さい。デジカメで使用する場合、最大転送速度の速いSDカードを使用すると、次々とシャッターを切ることができます。

 

転送規格で選ぶ

UHS規格対応

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SDHC(microSDHC)カードとSDXC(microSDXC)カ―ドには「UHS規格対応」というものがあります。UHS-IやUHS-IIと呼ばれる転送規格のことです。最高転送速度を以下に示します。

UHS-I・・・最高104MB/秒

UHS-II・・・最大312MB/秒

HD対応のデジタルビデオカメラなどでは使用するSDカードの規格が指定されている場合があるので、確認が必要です。また、UHSにはUHSスピードクラスと呼ばれる最低保証転送速度が決まっています。

クラス1・・・10MB/秒

クラス3・・・30MB/秒

SDカードと使用機器の両方が規格に対応しなければUHSスピードクラスは適用されません。

 

スピードクラス

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UHS規格に関係なく、最低転送速度を保証する規格です。

クラス2・・・2MB/秒

クラス4・・・4MB/秒

クラス6・・・6MB/秒

クラス8・・・8MB/秒

クラス10・・・10MB/s

 

ビデオスピードクラス

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4Kや8Kなどの高画質動画を撮影する機器向けに策定された規格です。アルファベッドの「V」と数値で表しており、「V10」であれば10MB/秒が最低転送速度であることを表します。

 

その他の付加機能で選ぶ

Wi-Fi対応

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無線LANが搭載されたSDカードです。Wi-Fi機能を搭載していないデジカメなどでもWi-Fi対応のSDカードであれば、スマホやパソコンで画像や動画を転送できます。

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SeeQVault

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レコーダーで録画した動画は、他の機器では再生できません。著作権保護の観点から機器を跨いでの再生に制限が掛かっているのです。そうしたときSeeQVault(シーキューボルト)対応のSDカードであれば、SDカードを差し替えるだけで再生することができます。

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SDカードとUSBフラッシュメモリの違い

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SDカードはデジカメやスマホなどで収納したまま、データを保存するために使われます。産業機器でも使われていて、システムのログを長期間取得するなどの用途にも使われています。2mm程度の厚さで端子が剝き出しのため、静電気に弱く、少しの衝撃でも壊れやすいです。

USBフラッシュメモリはデータ移動に使われます。パソコンからパソコンへ、あるいはコンビニのコピー機で印刷など、機器から機器へデータをコピー、移動させることが主な使用用途になります。人が手で抜き差しをするので、ある程度の大きさがあり、ハード的も強くなっています。

 

 おすすめの格安USBフラッシュメモリは以下の記事で紹介しております。

kaihatsusha.hatenablog.com

 

おすすめするサンディスク SDカード3製品、マイクロSDカードを2製品を紹介

SDカード/マイクロSDカードを選ぶための予備知識を紹介してきましたが、コスパの良いサンディスクの64GBのSDカードを3製品、マイクロSDカードを2製品紹介します。

 

SDカード

1.SDSDUNB-064G

2.SDSDUNC-064G

3.SDSDXVE-064G

 

マイクロSDカード

1.SDSQUNS-064G

2.SDSQUAR-064G

読み書きの保証速度

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メーカーが保証する速度を下記に示します。SDカード関しては、SDSDXVE-064Gが断トツです。

 

SDカード

1.SDSDUNB-064G

保証なし

2.SDSDUNC-064G

 最低10MB/秒

3.SDSDXVE-064G

 最低30MB/秒

 

マイクロSDカード

1.SDSQUNS-064G

保証なし 

2.SDSQUAR-064G

最低10MB/秒

 

容量単価の比較

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記事執筆時点でのamazonさんの価格を参考に容量単価を算出しています。どの機種も容量が増えるごとに容量単価が低くなっていますが、64GBを超えるとそれ程大きな変化はありません。

 

SDカード

1.SDSDUNB

16GBー680円、容量単価ー42.5円/1GB

32GB-819円、容量単価ー25.6円/1GB

64GBー1399円、容量単価ー21.9円/1GB

2.SDSDUNC

16GBー744円、容量単価ー46.5円/1GB

32GB-1001円、容量単価ー31.3円/1GB

64GBー1525円、容量単価ー23.8円/1GB

128GBー2990円、容量単価ー23.4円/1GB 

3.SDSDXVE

16GBー1580円、容量単価ー98.8円/1GB

32GB-2380円、容量単価ー74.4円/1GB

64GBー3580円、容量単価ー55.9円/1GB

128GBー5980円、容量単価ー46.7円/1GB

256GBー11800円、容量単価ー46.1円/1GB  

 

マイクロSDカード

1.SDSQUNS 

16GBー568円、容量単価ー35.5円/1GB

32GB-640円、容量単価ー20円/1GB

64GBー1101円、容量単価ー17.2円/1GB

128GBー1998円、容量単価ー15.6円/1GB

2.SDSQUAR

16GBー640円、容量単価ー40円/1GB

32GB-845円、容量単価ー26.4円/1GB

64GBー1411円、容量単価ー22.0円/1GB

128GBー2980円、容量単価ー23.3円/1GB

 

サンディスク高速SDカード/マイクロSDカード一番おすすめしたい製品は?

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SDカードの場合、転送速度で見るとSDSDXVE-064Gがおすすめですが、実売価格は他の機種よりかなり高めです。業務上でシステムに組み込む場合などは除き、個人で使用する場合は手が出ない価格です。最低転送速度が速度が保証されていて、価格も抑えられているSDSDUNC-064Gが個人的にはおすすめです。

マイクロSDカードの場合は、最低転送速度が速度が保証されていて、価格も低く抑えられているSDSQUAR-064Gをおすすめ致します。

また、サンディスク製のSDカードの保証期間は5年ですので、購入時の参考にしてください。

 



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